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【商品あれこれ】時を重ねる楽しみ
2013年5月30日
同じヴィンテージの椅子なのですが、木材の仕上方法と座面のファブリックによってこんなに雰囲気が変わります。
現代主流となっている木製家具の仕上方法は、ウレタンやラッカー仕上げなど木の表面に塗膜をはって保護するというもの。水や汚れには強いのですが、引っ掻き傷や焦げ跡ができてしまうと一般家庭での修理は難しいもの。いっぽう北欧家具は、石鹸を使ったソープフィニッシュや乾性オイルを使ったオイルフィニッシュなど、厚い塗膜で木肌を覆うことのない仕上げ方法が一般的です。水などには弱いのですが、木の風合いを損ねずに一般家庭でのお手入れも簡単のため、時を重ねてゆく楽しみがあります。
2つの椅子ともフレームがオーク材、笠木(背もたれ )はチーク材を使用しております。色味が異なるのは仕上方法(右側がソープ&オイル仕上・左側がオイル仕上)の違いによるもの。お使いの家具に合わせたり木材の色を生かしたりとお好みでしょうが、いずれもやさしい木の風合いが保たれています。ファブリックはこれくらいの小さな面積なので、少し冒険したかなと思うくらいの色でもお部屋のアクセントとなって素敵ですよ。