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【プチ旅⑥】MIMOCA『あそびのつくりかた』

2014年5月23日

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そして開催中の企画展『あそびのつくりかた』へ。

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あそびをテーマにした4人の現代アーティストの作品が、天井の高い広々とした空間に展示されています(作品を含めて撮影可能でした)。触ったり、身につけたり、登ったり、お絵描きしたり...そのほとんどで実際に遊ぶことができるため、大人よりもむしろ小さいお子さんの方が生き生きとしていました。

一番ワクワクしたのは、クワクボリョウタさんの『10番目の感傷(点・線・面)』。部屋の壁3面に映し出される影絵、人ごみから工業地帯、そして街中へ。まるでムナーリさんの影絵絵本に入り込んでしまったかのような錯覚に陥り、一気に引き込まれていきました。よくよく見るとそれらは、豆電球が付いた模型列車に鉛筆やトライアングル、水切りザルなんて身近な日用品からできていて、頭をやわらかくすれば、どんなものだってあそびの道具になるのだなぁと改めて気付かされました。

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もちろん常設展もじっくりと鑑賞。オペラシティでの企画展『いのくまさん』で観たものもあり懐かしいなぁと思っていたら、もう4年前と月日の流れの速さに驚いたり。。

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あっという間の一日が終わって帰路へ。凪いだ海と雲ひとつない空、そして海に浮かぶ無数の島々が解け合い、水色のグラデーションで描かれた絵のよう。現地の人との触れ合いや、美味しいもの、美しいものとの出会い。これだから旅は楽しいですよね。

香川県には今年の秋にまた仕事で訪れる予定なので、今から楽しみです。

 

【MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館】 香川県丸亀市浜町80-1

カテゴリー:ART&CULTURE , カテゴリー:たび

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