昨日のお休みには、ウェス・アンダーソン監督の最新作『グランド・ブダペスト・ホテル』を観に行ってきました。

架空の国のかつてヨーロッパ随一の老舗ホテルを舞台に、大富豪の常連客の不審な死により陰謀に巻き込まれた、伝説のコンシェルジュとベルボーイが繰り広げる冒険？コメディー？ミステリー？劇。アンダーソン作品らしくプッと吹き出してしまったり、ひとりにやっと笑ってしまったりと、あっという間の100分でした！

20世紀初頭のヨーロッパということで、建物・インテリア・小物など、どのシーンを切り取ってもゴージャスで美しい。。そして”時計仕掛けのオレンジ” や ”マリー・アントワネット" を担当したデザイナーが作り出す衣装は、ホテルの制服からマダムのドレス、囚人服に至るまで(！)どれをとってもチャーミングだったのですが、それもそのはずFENDIやPRADAといったグランドメゾンが制作を担当したと後で知ってもうため息しかでませんでした。。。俳優陣は主役から端役の方まで、アカデミー賞受賞者も多くとにかく豪華。あの人がこんな役で！！と驚くことも多かったです。

旅にいかずとも時空を超えた豪華旅行気分を味わえた、そんな一日のはじまり。ベルリン国際映画賞の銀熊賞を受賞した今作、今週始まったばかりです！

【グランド・ブダペスト・ホテル 公式ホームページ】