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東京都現代美術館『mission [SPACE×ART] beyond cosmologies』
2014年7月10日
お腹を満たした後は、いざミッションへ!
今回の企画展は『ミッション [宇宙×芸術] 』と題し、芸術と宇宙を掛け合わせた展覧会!?この展覧会は写真や絵画などとは違い、どんなアプローチがなされているのか楽しみに伺いました。
入ってすぐに大平貴之氏の『スーパープラネタリウムMEGASTAR』ホワイトキューブの部屋いっぱいに広がる宇宙空間がお出迎え。天井・壁だけでなく床まで全てに映し出される星空の中を、靴を脱いでカーペットに寝転がって鑑賞していると、まるで宇宙に放り出されたよう。上の写真は(一部の作品は撮影可能)『スペースダンス イン ザ チューブ』。
宙吊りされた弾力のある白いネットのような布でできたチューブの中を歩く体験型の展示です。フワフワとアンバランスな中を歩いて無重力空間を体験...なんて堅苦しいことぬきに身を委ねるのが正解。子どもたちだと完全に浮くそうで、とても楽しそう。
こんなデジタルインスタレーションも。
館内のあちこちに、谷川俊太郎さんの宇宙を題材とした詩が隠れていたり。
そして宇宙が舞台ということで、AKIRAの大友克洋氏の携わった日清カップヌードルCM『FREEDOM』。なつかしい。
もちろんJAXA協力のリアルな宇宙、そして現代アートでは名和晃平氏の絵画と振り幅が大きくて、部屋ごとに次は何だろうとワクワクしました。子どもたちでも楽しめるものも多いので、夏休みに入ったらとても混み合いそうですよ。