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イメージ撮影と 日々思うこと
2014年7月19日
朝の自然光の中でのイメージ撮影。
イメージ撮影!なんて言っても、ひとり細々とした作業でして。夏野菜たっぷりのサラダランチの設定にしようという事で準備開始。オクラはボイルして、パプリカやズッキーニなどはグリル、ミックスリーフは手でちぎったら氷水につけてシャキッとさせる事を忘れずに。トマトやオリーブをスライスしたら、ふわりと盛りつけて完成。付け合わせはヴィシソワーズ(ジャガイモの冷製スープ)、クリームやミルクでなく豆乳でのばしたので風味がまた違っていて新鮮。オクラをスライスした星を浮かべて。
そしてもう一枚パチリ。手前のパンはロブションのカレーソーセージのパニエ。朝一で調達してきました〜。
Salutの仕事をざっと書き出しますと...北欧にて買い付けを行い、日本に戻って修復&メンテナンス。ヴィンテージの風合いは大切にしつつ、安心して、清潔に、そして長くお使いいただけるように丁寧にメンテナンスをしていきます。合わせて作家名やメーカー名などの背景を調べます。半世紀も前に作られたものなので、調べるのも困難で古い現地の本をひも解いて判明することもあります。しかしとても素晴らしい造りなのに、調べきれなくて無名ということで販売することもあったり。
そうして商品となり、値段が付くまでが終了。この後にウェブ用の撮影となるのですが、ウェブ上でも店舗で商品を紹介しているのと同じ雰囲気になるように、説明文を考えて画像も細かく撮影していきます。イメージ画像が1枚あると実際使っている所を想像しやすいと思うので、簡単でもなるべく1枚はこうしたイメージ画像を載せるようにしたり。長い道のりを経て、やっとサイトへのアップ。もちろん週4日は、店舗の営業もしておりますよ。
最後に、アン・プチ・パケの焼き菓子でケーキ皿のカット。
2人だけで行っているのでやはり時間は掛かってしまいますが、2人だからこそ目の行き届いた範囲で1つ1つの作業を手を抜かずにできるのかとも思います。「商品の先にはお客さまがいらっしゃる事を忘れずに」というのはアン・プチ・パケの及川シェフが何かで仰っていたこと。休日に訪れる場所でも、沢山の気付きや学ばなくてはいけない事を教えてもらえて、幸せな毎日だなぁと感じます。
できることを精一杯やっていこう、改めてそんなことを考えた最近でした。