hanauta
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JERSEY BOYS
2014年10月15日
昨日は休日と映画1,100円Dayが重なったので、もちろん劇場へ!
観たかった映画はまだ来月...ということで、選んだのはクリント・イーストウッド監督の最新作『ジャージー・ボーイズ』。
ニュージャージー州の貧しい街に生まれた4人の少年が、1960年代を代表する伝説的バンド ”ザ・フォー・シーズンズ”となってゆくその栄光と挫折を描いたブロードウェイ・ミュージカルを映画化したもの。なんていう前書きからは、若者たちのサクセスストーリー?いきなり歌い出すミュージカル調?懐かしのメロディーの流れる音楽劇?なんてありきたりの想像をしてしまったのですが、そこはイーストウッド監督、そのいずれにも当てはまらないヒューマン・ドラマが待っていました。
彼らの絆の根本にあるもの、名曲の裏側にある思い〜単なる栄光と挫折のストーリーではなく、その裏側までぐっと掘り下げた、本当に素晴らしい2時間でした。とはいえカメラに向かってキャストそれぞれの視点からストーリーを語る場面が所々に挿まれていたり、エンドロールはカーテンコールのような演出で幕を閉じるというミュージカル要素も入っていて、どんな角度からも楽しめるような仕掛けがあちこちに。いやぁ、これほどまでに感動するなんて思っていなかった。。
東京で上映中だったのは、意外にも3館と少なめ。。六本木ヒルズはティム・バートンのハロウィン仕様となっていました。
映画が終わるとすでに闇が訪れていて、キラキラした東京タワーに目が釘づけに。下のアリーナではジャニーズ事務所のアイドルグループのイベントをやっていて、黄色い歓声が響いていました。