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【北欧だより⑨】BJORN WINBLAD展@ARKEN
2015年9月18日
やっとのお休みとなった最終日は、街で見かけたポスターで偶然知ることのできたヴィンブラッド展に行ってきました。
海沿いの小さなハーバーの近くにある美術館で、常設ではモダンアートを収蔵しています。雰囲気でいうと神奈川近代美術館の葉山館に似ているかしら。
それではヴィンブラッド展へ〜(中も撮影可能です)。
とその前に…入り口付近でちびっ子達に遭遇。ヨーロッパの美術館では良く出会うのですが、小学校の課外授業に来ているようでした。蚤の市でもよく見かけるヴィンブラッドの陶板を実際に触れながら、あれこれと話し合っています。微笑ましい風景ですね。
王立アカデミーで美術を学んだ後は、画家としてスタート。コペンハーゲンにあるチボリ公園のポスターを手がけていたこともあり、壁面にに書かれている説明が「街中やサマーハウスなどで、彼の作品を目にしたことはあるかい?」という問いかけで始まりました。来場者の中には「そういえば…」なんて思い出した人もいたのかしら。。
部屋の壁も展示する品ごとにチェンジ。
そしてヴィンブラッドとといえば…の、食器や花器!ローゼンタール社との仕事や自身の窯も所有していたりと、蚤の市などでも今でも多くの作品を見ることができます(一部は高額で取引されていたりしますが…)。
こんな噴水も!
そしてバレエの衣装や舞台装置などもデザインしていたそう。シャガールもそうですが、夢のある絵画を描くアーティストのバレエ衣装は、絵から飛び出してきたようで本当に可愛らしい。。
中にはこんな作品まで!彼のコレクションにもあった仏教の大仏さまからインスピレーションを受けたと思われますが、彼の手にかかればこんなに可愛らしいライオンに変わってしまうのですね。こんなの多くの作品をわかり易くまとめ上げていて、陶芸家としての印象そのままに、より多角的に作品を知ることのできるとても良い機会となりました。
思いの外時間がかかってしまったので、常設展は駆け足に。。さて、お腹が空いたので次の場所へと移動します。