ほっと息抜きの休日といって思い浮かぶのは、逗子＆葉山。パン屋さんにて翌朝のパンを調達した後は、お決まりのピスカリア。

開店すぐに予約が取れて一番乗りだったので、店内の画像を一枚だけ。自然栽培の野菜とお近く佐島漁港の魚介類をいただけるこちらは、肩肘はらずに過ごせる気持ちの良い空間です。

小皿の前菜は6種類。手前のマリネは色鮮やかで、新鮮な野菜＆魚が絶妙な酸味で食べやすい〜。ジャガイモは普通のものと紫のシャドークイーンの2種が入って、セミドライトマトの赤と合わさるととても綺麗な色合いです。奥の小皿はシンプルなカボチャと侮るなかれ。一ヶ月も熟成したという栗カボチャの甘みは驚くほどで、そこにシナモンやガーリックが染み入っていてまるで別物になっていて驚きました。

3皿目メジマグロも臭みが全くなくハーブと合わさって爽やかに、4皿目ナスのカポナータはいつも通りの美味しさ。

さらに前菜2種類は温かいもの。カリフラワーのフリットはさすが旬で食感良く、手前のものは潰したジャガイモにミントが混ぜてあり本当に美味しい。。前菜の6皿からは丁寧に時間をかけて仕込みをしているのが伺えて、どれもに愛情のスパイスが加わっているゆえのとびきりの美味しさに感じました。

1種類目のパスタは「白身魚のラグーとルッコラのペンネ」、パスタはシェアと伝えると初めから2皿にしてくれます。

そしてついつい頼んでしまう「佐島ダコのピリ辛 ペンネ・アラビアータ」、何度いただいても変わらずの美味しさが嬉しい。。

2人でシェアしようとしていたデザートは残念ながらなかったので、今日は我慢。。これだけいただいてひとり￥1,800なんて…本当にありがたい。。そして周りのお客様も店員さんもみんな笑顔が広がっていて、また食べに行きたくなる理由は美味しさだけではないと感じるのでした。

お店から出て1分も歩かずに、森戸海岸に到着。静かに凪いだ海面にはキラキラと雲間からの光が差し込み、いつの間にか溜まっていた疲れもサーと流れていきました。

夏場は平日でも常に渋滞している印象の海岸沿いの道も、今日はスイスイ。ということでこの日は北上してから鎌倉を通り過ぎて、海岸道をドライブすることにしました。

先に見えてきたのは江ノ島。ジェラート＆かき氷は我慢して…本屋さんでじっくりと本を選んで帰路に着いたのでした。