少し前になりますが、終了間際の「ウィンザーチェア展」に行ってきました。

場所は何度訪れても新しい発見のある日本民藝館、歴史を感じる扉を開きます。

【今展覧会のチラシ・オモテ面】

18世紀のイギリスで生まれたウィンザーチェアを大展示室、廊下や階段にかけてたっぷりと紹介。そしてその他の部屋でもウィンザーチェア以前のイギリスの椅子や、同時代の他の国の椅子なども展示されていたので、より深く理解できたように思いました。正面から、後ろに回って、そして細部までじっくりと見ていくと…時間があっという間に過ぎてしまいました。

【今展覧会のチラシ・裏面】

どうしても行きたかった理由は、デンマークのモダンファニチャーを勉強する上では欠かせない重要なもののため。過去の優れたデザインを学び、新たなデザインを作り出す”リ デザイン”の考えが根底にあるデンマークのモダンファニチャー。その中でもウィンザーチェアーをリデザインしたものは、ハンス・ウェグナーやボーエ・モーエンセン、オーレ・ヴァンシャーなど、パッと思いつくものだけでも本当に多いのです。〜百聞は一見に如かず〜そんなことわざが思い出されました。

ただ同時期の終わる「運慶展」に行く時間を取れなかったのは、心残りなのですがね。。