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【北欧だより・ART】ARoS Aarhus Kunstmuseum

2019年1月14日

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珈琲の後は美術館へ。そう、日本にいる時と何ら変わらぬ休日の過ごし方ですね。

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ここARoSは2004年に建てられた北欧最大級の現代美術館。設計はデンマークの建築集団 Schmidt Hammer Lassenによるもの。同じく彼らが手がけた、コペンハーゲンにある国立図書館”Black Diamond”は直線的な印象ですが、こちらは真ん中を美しい螺旋階段の吹き抜ける曲線美な建物です。

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3つ同時開催の企画展のひとつは「FAR FROM HOME」(館内は作品を含めてすべて撮影可能です)。

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この企画展で、まるまる一部屋を使ったロン・ミュエックの「Boy」にご対面。ミュエック作品は十和田現代美術館のご婦人以来!

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ハイパーリアリズム彫刻家・血管や毛までが精巧に再現されていて、チビちゃんと比較するとその大きさが分かるかと思います。

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途中は螺旋階段をテクテク。

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インスタレーションのみを展示した階では、ジェームス・タレル「Milkrun Ⅲ」。そのほかピピロッティ・リストや、森万里子まで、こんなに集まっているところは直島を除いて中々見当たりません。。

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途中ではミュージアム・カフェにてランチ休憩。

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マッシュルームのスープにはリンゴも入っていて、斬新な味わい。

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サリュオーナーはタパス3種をチョイスする色鮮やかなセットを。日本に住んでいたという老紳士とお話をしたりと、楽しいひと時でした。

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頭をリセットして向かったのは、デンマークのアーティストを集めたコレクション展。

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オードロップゴー美術館でその良さを学んだハンマース・ホイや…

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数年前に国立西洋美術館にやってきたスケーエン派のクロヤーの作品…

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そしてヴィルヘルム・ルンドストロームまで!大充実コレクションでした。

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最後にはこの建物を印象付けている屋上のインスタレーション、オラファー・エリアソン「Your Rainbow Panorama」。

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150mのサークルの中をクルクルと回って、

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ぐるり街を一望。

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周りのみんなも自分自身もアートと一体となったような、これぞインスタレーションな作品でした。

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せっかくの休みがあいにくの雨模様でしたが、かえってゆったりと作品と対峙することのできた充実の1日となりました。

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