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【ARCHITECTURE】鎌倉歴史文化交流館
2019年12月 7日
午後は鎌倉散策をしつつ、駅から徒歩10〜15分くらいの「鎌倉歴史文化交流館」へ。
ここでは歴史を学びに…ではなく、建築目的の来館。もともとは個人邸宅として2004年にイギリスの建築家 ノーマン・フォスター率いるフォスター+パートナーズが設計した住宅を、2017年に鎌倉市が譲り受けたのだそう。フォスターが個人邸を設計!?と驚きつつ、さらに改築費も込みで市へ寄付するというお方がいるのかと、倍の驚きです。
入り口は元ガレージ、一体何台の車が停められるスペースだったのでしょう。。2棟ある建物は必要最小限に手を加えたのみで、元の意匠を最大限に生かしているそうです。
廊下を進んで、いくつかに別れた展示室へ。床にはアンティークタイルが敷き詰められています。
壁面はドイツ製のオーダーメイド 人造大理石。光っているのは光ファイバーを埋め込んだライトというから、これが元個人宅だなんて信じられません。
次の部屋では、鎌倉から発掘された出土品の展示。触ることのできる土器コーナーがあったりして、地元の中学生グループに混じって楽しく見ることができました。
ここは元リビングで、室内と裏庭が一体となっている開放的な空間。
裏山に登る途中からパチリ。屋上では海を望みながらバーベキューが繰り広げられていたのだそう。
登った先は見晴らしの良い高台。以前は稲荷神社があったのですが、現在は近くにある葛原岡神社に合祀されているそうです。ノーマン・フォルターといえば香港上海銀行本店、アップル新社屋などを手掛ける、プリツカー賞も受賞の巨匠のひとり。鉄とガラスを多用した作品が思い浮かびますが、光と闇を用いて住空間を作り出していて、また異なる側面を見せてもらいました。
帰りには太陽が西に傾き、海もキラキラと輝いていて…美しい景色に心が洗われます。。
鎌倉散歩の〆は、毎度おなじみSE1のジェラート。ねっとりとした舌触りで香り高いル・レクチェ(洋梨)に久々ミルクチョコレートを合わせて、あぁ美味しい。。