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【初夏ハイク】大菩薩嶺での山歩き
2021年6月 1日
次はこの山へ行ってみたいと思っていた大菩薩嶺へ行ってきました。山歩きを始めて数年とはいえ高みを目指すよりのんびり自然に触れ合うことが目的の私たちにとっては、初めての日本百名山!(といっても初級向けです。。)
クネクネと車で山道を進み上日川峠にある無料駐車場へ。現時点で標高1,587m、脇にはすぐ登山道入り口です。
いざ、出発。
早朝の澄んだ空気は涼しさを感じるほどで、木漏れ日の中を歩き始めます。
自然木のガードレールは苔むしていて、しっとりとした風情。。
登り道をズンズン進んでいきます。
BGMは沢の水音〜。
そして時折こんな苔むした岩に光が落ちた、幻想的で美しい光景を見ることができました。
標識が…埋もれてる?置いてある?
鳥のさえずりが近くから聞こえてきたかと思ったら、シジュウカラがすぐ上に。
そしてひとつ目のポイント大菩薩峠に到着〜。
ここからの眺望が素晴らしく眼下には大菩薩湖、さらに西側には甲府盆地が広がっていました。雲がなかったら富士山もはっきりと見えるのですが、この日は頭がひょっこり顔を出しているだけでした。とはいえじゅうぶんの絶景です。
さてさて、ここからは稜線歩きです!
先程までの森林の中のやわらかな土から変わり…
ゴロゴロと岩が多くなってきました。
道なき道(のような)道を進む!
岩の頂上の先に進むと…その先にもさらに尾根。視界を遮るものがなく山と空のみ、何と気持ちの良いこと。
親不知ノ頭を通過して…
賽ノ河原。ブラタモリを見ているうちに気になり始めた地質、分かったらより見えている世界がより楽しくなるのでしょうね。。ちなみにこの一帯は花崗閃緑岩だそう。
そして岩場再び。
色々な表情のある道のりなので、楽しく歩くことができますね。
標高2,000mに到達!
広目の広場のようになっていて眺めも良好のため、少し早めですがここで昼食となりました。
この日はトマトスープとモンベルのリゾッタをチョイス。フリーズドライ米ということで正味3分で完成、リゾットをもじっているだけあって柔らか食感のやさしい薄味。似たようなもので非常食としても有名なアルファ米がありますが、こちらは戻るまでに15分かかりますが食感はご飯そのものなので、それぞれの利点があるのですね。
絶景ごはん。
珈琲も飲んだところで、山頂を目指して再スタート。
つねに湖を横目に、いやはや稜線歩きは気持ち良いですね〜。
分岐点となっている雷岩を通過して先へ進むと…
木々の生えたエリアへ入っていき…
大菩薩嶺山頂に到着〜。山頂といっても大きな広場ということもなく眺望がないため、ここで休んでいる方は少なかったです。
そして来た道を戻り…
雷岩まで戻ったら、唐松尾根経由で下山。最初はかなりの急坂が続くので、滑らないように注意注意。。
ズンズン降りていき、
途中には山ツツジが群生していて、森をきれいに彩っていました。
この逆コースで歩く方の方が多かったようですが、最後の急坂がキツそうだったので私たちには最初ゆったりなこのコースで良かったかしら。天候に恵まれて人も少なく、とても歩きやすい1日となりました。