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【LUNCH】調理室 池田
2022年7月29日
特に予定のない休みの日、以前から気になっていたところへランチに行ってきました。
ということで到着したのは川崎市中央卸売市場 北部市場、通行証を受け取って場内へと進みます。市場というとプロの方々のみのイメージですが、朝市が開催されていたり時間帯によって通常も一般の人も利用できるそう。
お昼近くの時間ゆえに内部はひっそりとしています。どこか見知らぬ土地のような雰囲気で、まるで旅に来たような不思議な感覚。
水産棟、青果棟など、市場内はいくつかの建物に分かれていて、今回の目的地はその中の関連商品売り場棟1F端にあるカフェ「調理室 池田」。
市場然とした空間に突如現れた雰囲気あるファサード、この異空間っぷりに驚きます。そういえばコペンハーゲンにも、元食肉処理場をリノベーションした素敵なカフェがあったなぁと思い出しました。
料理家として活躍していたオーナーが食材調達のために通っていた北部市場内にオープンしたのがこちら。カウンター奥には調理場も見えるオープンキッチンで、ひと続きの空間はとても開放感がありますね(店内は着席した状態での撮影は可とのことでした)。
味わいのある什器はヴィンテージやアンティークのもの。2階はギャラリーになっていて、食後に訪れるとアンティーク食器などを販売していました。
12時過ぎに到着した我々はランチの2順目で、長テーブルに案内していただきました。
お店は7時から営業されているそうなので、自家製ツナを使ったサンドウィッチと珈琲を手に市場で仕事をされている方もいらっしゃるのでしょうね。
3種あるランチメニューから「魚のフリット」をチョイス。食材はもちろん市場仕入れなので、鮮度は抜群!
フリットは3種、ホタテと黒ダイ、もう1つも白身魚でした。フリットのふわりとした衣に鮮魚の美味しさが閉じ込められていました。
サリュオーナーは「リヨン風サラダ」を。
ぐるりと裏を返すとアンチョビにじゃがいも、インゲン、ハムまで乗った具沢山ぷり。そしてリヨン風の主役であるツナはサンドウィッチにも使われる自家製のもの。市場でマグロを仕入れて作りますよ〜との話でしたが、手間をかけた愛情たっぷりなツナは格別です。
正午にはランチに付いてくるアイス オ・レをいただき…
季節の果物のタルトを追加注文。パート・ダマンドの中にルバーブとブルーベリーがたっぷり入ってジューシーでした。
お店を出ると、そこはもう市場。"市場メシ"なる看板を見つけたりして、一般のお客様にも開けているのですね。