デンマークを代表するデザイナーの一人 カイ・クリスチャンセンのデザインによるライティングビューローで、現地などでも見かけない非常に珍しい一台です。鍵を取っ手にして天板を手前に引くと現れるデスク部分は広い天板とオープンスペースに、上部は3つに仕切られた収納部となっています。そして下側に目を向けると、代名詞とも言える特徴的な取っ手のデザインが飛び込んできます。
直線で構成されたフォルムですが、アーモンド型の取っ手やエッジは角が落とされていたりと、エッジが効きすぎずやわらかさも併せ持った絶妙な加減でまとめられています。そして素材にはオーク材が用いられており、特に扉部分に見られるこの時代ならではの美しい木目も見どころのひとつかと思います。デンマーク家具品質管理協会の厳しい審査をくぐり抜けた高品質を保証するDanish quality Controlのプレートも付いています。
リビングの脇に置いても落ち着いた佇まいで、他のインテリアとも馴染むことと思います。また使用しない時にはさっと天板を閉じるだけで、扉内に収納した細々としたものを一気に収納してしまえる気安さもあります。金具で天板を吊るような構造のため、一般的なライティングビューローに比べて過度な荷重をかけずに、読書や簡単な書物などでご使用ください。
丁寧な修復を行いまして、全体として綺麗な状態です。わずかな小キズがございますが、気にならない程度の僅かなものです。詳しくは画像にてご確認ください。