Einar Johansenのデザインによる、EJO Keramik窯のヴィンテージフラワーベース。まるで三角フラスコのようなぽってりとした円錐形のフォルムに、くっきりと澄んだブルーが目を引きます。そこにまるで古代の壁画のように鹿と草のみが刻まれ、素朴でプリミティブな様相とモダンさが共存しているようです。鹿の模様を削った際の跡がまるで鹿の子模様に見えたり、刷毛で塗った釉薬が縞模様を作り出していたりと、工業製品にはない温もりと味わいのある一品です。
Soholm窯で活躍しながら自身の窯も構えていたEinar Johansenですが、やはり後者の方が心置きなくオリジナリティあふれる作品を作り出していたように感じます。
口径が2.5cmと小さいため、気負いなく草花を活けることができるかと思います。グリーンの枝物だけでも様になったり、強い色味の花も受け止めてくれる包容力も感じます。また存在感があるために、何も活けずとも飾っておくだけで様になります。
チップなどなく綺麗な状態です。詳しくは画像にてご確認ください。