◆画像は張替え前のものとなります。ご購入後にお好きな生地をお選びいただき張替え致します◆

デンマークを代表するデザイナーのひとりBørge Mogensenが1945年にデザインしました、Fritz Hansen社製のヴィンテージ スポークバック ソファ。
やわらかな弧を描く笠木にすらりとしたスポークが並んだオリジナリティあふれるデザインが目を引きます。高さのあるハイバックタイプの背面はそのまま両側面へと続き、体を包み込んでくれるような安心感のある座り心地です。一番の特徴は片側面にリクライニング機能が付いていること。側面上部にはフープが6つ編まれた雰囲気のある革紐がつき、そのフープを引っ掛ける位置によって6段階に角度を変えることができます。またクッションは5パーツに分かれており、座面を除く4面はレザーストラップによって組まれております。
このデザインが生まれたのは1945年に開催されたCabinetmakers Guild展において。彼は友人でもあったHans J. Wegner と組んで「未来の家」をテーマとした展示に挑みました。この洗練された革新的なデザインはすぐ製品化には至りませんでしたが、その後1963年にやっとFritz Hansen社より販売がスタート。スポークバックの美しいフォルムはイギリスのウィンザーチェアが元となってリ・デザインされたもので、Wegnerもまた同展覧会を元に名作を生み出していきました。
ハイバックタイプで座面高も程よく、オットマンなしで寛ぐことができます。片側面の角度が変えられることで、少し倒して読書をしたり、グッと倒してお昼寝したりと、どんなシチュエーションでも快適に過ごすことができそうです。座面に傾斜がなく、立ち座りが容易なこともポイントと思います。現在もFredericia社へと受け継がれるロングセラーですが、こちらはヴィンテージのFritz Hansen製のものとなります。座面裏に古いロゴのシールが残っております。
丁寧にサンディング(研磨)した後に再塗装を行い、非常に綺麗な状態に仕上がりました。編み込みの革紐は経年により飴色に経年変化しております。詳しくは画像にてご確認ください。
※ソファの中でも奥行き高さのある家具です。エレベーターや階段を含めた設置場所までの動線を必ずお確かめください。

画像は張替え前のものです。ご購入後にお好きな生地をお選びいただき、張り替えを行います(基本生地代・張替工賃も全て商品価格に含まれております)。ファブリックによって雰囲気はガラリと変わりますので、セミオーダーにてお好みの1台を作ってみてはいかがでしょうか。詳細につきましては、下記の【張替代込みの商品について】をお読みください。