1970年代デンマーク製のヴィンテージ壁掛円形ミラー。フレームはパイン無垢材の8つのパーツを組み合わせて円形を描いています。厚みのあるフレームはモールディング材のような装飾性を持たせています。そして各パーツの接合はフィンガージョイントと呼ばれる組み継ぎによるもので、深いギザギザ上の継ぎ目をデザインのポイントとしています。
素材は飴色に変化したパイン無垢材が用いられ、ダイナミックな木目を随所に見せて木取りの良さが伺えます。
リビングや寝室に掛けるだけで、空間を広く見せる効果があります。今回のサイズは直径75cmと今までに扱った円形ミラーの中でも群を抜いて大きく(イメージ画像のダイニングチェアと比較してください)、木材ではあまり見かけない大きさだと思います。また縁の厚みや幅があるために他のミラーよりも存在感が増しており、絵を飾るように壁面のアクセントとしてもお楽しみいただくのも良いのではないでしょうか。
丁寧な修復を行いまして、全体的に綺麗な状態です。オリジナルの鏡面も良好な状態を保っております(一部の接合部に見られるのは製造時のもので、修復などではござません)。そのほか細部の状態などは、画像をご参照ください。