ノルウェーを代表するデザイナーであるTorbjorn Afdalのデザインによる、Bruksbo Tegnekontor製のヴィンテージ ディスプレイキャビネット”new victoria”。
ローズウッドに真鍮、そして正面と側面の3方がガラス製という素材使いに縦長のシルエットと非常にモダンなデザインに目を奪われます。上部は真鍮製の雰囲気ある鍵を取っ手として扉を開くと、内部には取り外し可能な3枚のガラス製の棚板が現れます。この棚板の間隔はガラス扉の格子の間隔と重なるような設計となっており、扉を閉じた際に棚板の存在を感じさせません。背面にはブラックのベルベット生地が貼られ、3面のガラスもペールグレーの色ガラスが用いられ、さらに最上部には照明が付いております。
下部には浅めの引き出しが3段付いており、最上段は2つの部屋に分かれております。取っ手は厚みのある真鍮製のもので、他に見ないようなデザイン性を感じます。本体の素材にはワシントン条約のレッドリストに入っている希少な高級木材であるローズウッドが用いられており非常にエレガントな印象です。
飾り棚としてコレクションしている品を飾ってはいかがでしょうか。背面のブラックのベルベットが置いたものを際立たせる効果があるようです。ジュエリーや時計などを扱う店舗用としても、品物を際立たせてくれることと思います。リビングにもすっと溶け込むようなスリムなサイズ感もポイントと思います。
丁寧にフルサンディング(研磨)をした後に再塗装を行い、全体的に非常に綺麗な状態です。わずかな補修箇所や背面のベルベットにスレなど見られますが、気にならない程度と思います。引出しの底板は新しく交換しております。そのほか細部の状態などは、画像をご参照ください。
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