デンマーク近代デザインの巨匠Kaare Klintのデザインによる、Le Klint製のヴィンテージテーブルランプModel.301。
支柱からベースにかけてなまめかしい程の曲線を描く造形が見事です。そして竹の節のような意匠がアクセントとして効いています。素材には目の詰まった上質なチークの無垢材が贅沢に用いられています。
新品のシェードもLe Klintのもので、オリジナルで用いられていた同サイズのものを本国より取り寄せました。日本の折り紙にも影響を受けた繊細な折りは他のものとは一線を画すものです。複雑なプリーツをひとつづつ手作業で折りあげたシェードからの光は温かみを感じ、陰影の美しさも特徴の一つとなっています。
そのほか新しく交換したコードなども、ヴィンテージの風合いに合うデザインをセレクトしております。現在のラインナップには存続していない、当時のクラフトマンシップを感じることのできる非常に工芸的な作品です。
電気工事士の資格を持つ職人によりソケット・コード・プラグ等の電気に関わる部分は全て交換し、電気用品安全法に基づいた点検なども行いPSEマークを表示しておりますので、新しいもの同様に安心してご使用いただけます(詳細下記ご参照)。
高さが60cmを超えるテーブルランプの中では大きめのため、サイドボードの上などに置いてちょうど良いくらいのサイズ感です。お使いのインテリアにプラスするだけで、やわらかな灯りによって部屋の雰囲気をぐっと増してくれます。
丁寧な修復を行いまして、全体的に綺麗な状態です。木部は味わい深く経年変化をしており、風合いを残した仕上げにしております。内部フレームに経年感が見られますが、普段見えない箇所になります。そのほか細部の状態などは、画像をご参照ください。