1950年代デンマーク製のヴィンテージウォールシェルフ。
天板右側は緩やかな丸みを帯び、左側はより壁の設置面から先へとオーガニックな曲線を描き、アシンメトリーな天板のフォルムが唯一無二のデザインです。そのフォルムを強調させるようにエッジには真鍮プレートが付けられ、天板に置いたものを落ちにくくするような機能を持たせているようです。さらに右側には同じく真鍮製のフックも備えられています。
そしてもう一つ特筆すべきポイントは天板下方に見える真鍮製の棚受けで、四方から見える特性を活かして棚受けまでをもデザインの一部として魅せるスペシャルな作りとなっております。この手の込んだ凝った作りから推測すると、当時どこかの店舗のために特注品として作られたものと思われます。
上部に壁掛けミラーを合わせれば身だしなみを整えるシンプルな鏡台に、玄関先やリビングに設置してカウンターのように使うのもお勧めです。その他にも飲食店や小さな美容室、サロンなど実用性はもちろん雰囲気作りも大事な要素となる店舗什器としても向いているかと思います。
丁寧な修復を行いまして、綺麗な状態です。僅かな小キズなどございますが、まず気にならない程度かと思います。そのほか細部の状態などは、画像をご参照ください。
※壁に直接取り付けるタイプとなりますので、下記の注記をご覧ください。