【デザイナー紹介】　エリック・ホグラン

エリック・ホグラン(Erik Hoglund)　1932年～1988年
スウェーデン・カールスクローナ生まれ。ストックホルムのKonstfact(国立芸術工芸デザイン大学)にて彫刻を学び、1953年～1973年までガラス工房BODA社のデザイナーとして活躍。25歳の若さでルニング賞(優れた北欧デザイナーに与えられるデザインのノーベル賞と言われている賞)を受賞しました。
動物や人物をモチーフとし、気泡やガラスの歪みもデザインとして取り入れた素朴な作風は、シンプルでそぎ落としたデザインが主流となっていた時代に風穴を開けました。またその後は、ガラスや鉄、銅などを用いたモニュメントなども国内外で制作しています。

【参考資料】

『mobilia 1961年 no.71』より

このmobiliaは、デンマークで発行されていたインテリア雑誌。当時の資料としてだけでなくデザインもとても素敵で、資料探しのために見ていても、ついつい他のところをじっくり眺めてしまいます。この号ではホグラン特集をしているのですが、ユーモアあふれる彼の人柄が伝わってくる写真ですよね。

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