宿を後にして向かった先は、ほど近くの谷川岳。途中の道すがらも、紅葉が目を楽しませてくれます。

そして麓の土合駅からロープウェーに乗車、一気に1,319mの世界へ。

上の方は落葉が始まっていましたが、まだまだ美しい景色〜。

そして終点の天神平駅に到着。白根山や武尊山など近隣の県の日本百名山＆三百名山をたっぷり望むことのできる場所です。

目の前には新潟との県境にある朝日岳が。雪化粧をした山頂から紅葉まで、季節の移ろいを目にすることができました。

雪といえばこの日の気温も気温2℃、昨日は雪が降ったようでうっすらと白い絨毯が敷かれていました。この数日後には吹雪でロープウェーも運休になったそうで、もう一月もすればここもスキー場としてオープンです。雪と紅葉を合わせて楽しむことができるわずかな期間に訪れることができ、本当に幸せなことです。

山を降りても、まだまだ美しい。山全体が紅葉している姿〜こんな景色は初めてで、しっかりと心に刻み込みました。

そして沼田市にある道の駅、「田園プラザ川場」へ。

関東人気ランキング5年連続1位ということで楽しみにしてきましたが、想像以上の充実ぶり。地元の食材を活かしたレストランから、ケーキショップ、地ビールまでと、広い敷地内に色々なお店が点在しています。

小腹が空いたので、ミート工房の山賊焼き＆宿で握ってもらったおにぎりにて休憩。ファーマーズマーケットにて元気な野菜も調達して、人気の理由を感じました。

高速インターに行くまでの帰り道にリンゴ園の看板がたくさんあったので、その中のひとつに立ち寄ってみました。そういえばリンゴの産地として名高い長野県にも程近く、この沼田もリンゴの産地なのでした。

ただいま採れるリンゴの話を聞きながら、

フレッシュなリンゴの味見や、お茶請けのお漬物、リンゴの煮たものまでありがたくいただき…

いざリンゴ園へ。こちらは特に入園料などなく、購入したリンゴのお代のみを支払えばよいシステムでした。

ツヤツヤのリンゴたち。美味しいポイントを教えていただき、脚立を使いながらもぎ採っていきます。

販売用ではない栗の木があったり、

完熟までもう少しの「スリムレッド」は、残念ながらおあずけ。小ぶりでスリムな体型は、若者に丸かじりをしてほしいということから沼田で生まれたのだそう。確かに海外では、私たちも小ぶりなリンゴを丸かじりしています。。どこかで見ることがあったら、是非試してみたいなぁ。

のんびりと温泉につかるだけでよいと思い選んだ旅行でしたが、魅力たっぷりなこの地にすっかりファンになってしまいました。最後に高速道路から取ったこの写真、以前「ブラタモリ」で勉強した河岸段丘の様子がしっかり分かるものでした〜。