今週末は4連休ということで人出がありそう…ということで、私たちはひっそりと仕事三昧の一週間となりました。

そんな毎日の楽しみといえば、相も変わらずご近所テイクアウトランチ。この日はお店からも徒歩7分くらいのカレーカフェ「CHIISAKATTA ONNA」へ。電話予約をしておいたので、店頭ではパッと受け取るだけなのでとても便利です。

いただいたのは、まだ熱々の「KOYAMA チキンカレー」。

ごろごろ野菜の欧風カレーとも、日本独自の進化を遂げたスパイスカレーとも、はたまた南インド料理とも異なる味…。一口食べると複雑なスパイスが口の中に広がります。上はオイルで覆われているのですが決して重たいわけではなく、トマトやクミンなどのスパイスがしっかりと支えている深い味わい。

ご飯はジャポニカ米、その上にシシトウと風味付けのドライハーブ・カスリメティ(フェヌグリーク リーフ)がかけられています。

脇には付け合わせの酢漬けのオニオンとマリネしたキャベツ。女性2人の店主が営むカフェで、いつしかカレーに絞ったメニューに変えたところ評判を呼んだのだそう。確かに店主さんたちの思い描いたものをお皿で表現した、どことも異なる味わいはクセになりそう。

サリュオーナーは「東京キーマ」。

一口もらうとこちらもスパイスの複雑な味わいですが、チキンカレーでは感じなかったスパイス…これはカルダモン！卵黄を絡めるとまろやかさがアップする”味変”も楽しいですね。スウェーデンのカルダモンロールなど北欧では製菓材料のカルダモンはカレーにも欠かせない材料だったりと、さすが”スパイスの女王”と呼ばれるだけあるなぁと、その使い勝手の多様さに改めて実感。

どんな種類のカレーにも店主さん達のこだわりと愛情を感じ、どんな種類のカレーでもそれぞれの美味しさがあるのがカレーの世界の素晴らしさですね〜。

【CHIISAKATTA ONNA（小さかった女）】東京都品川区小山5-25-14