早朝より出発して群馬県へ家具の配達へ、無事に終わった後はお薦めいただいたお店へランチにやってきました。こちらはアメリカ・ポートランドで人気というクラフトパスタの日本初出店のお店「GRASSA」、赤レンガの外観が目を引きますね。

平日にもかかわらず開店と同時に満席になる人気ぶりに、料理への期待も高まります！

1階の入り口から入って厨房横を通り抜けて、そのまま2階の客席へ向かいます。

”クラフトパスタ”という単語を初めて聞いたのですが、この看板を見て納得。クラフトビールと同様に”Handcrafted＝職人によって手作業で作られる”パスタのことなのですね。

手打ちの生パスタは乾燥パスタとはまた異なる美味しさですが、手間暇＆原価など考えてもメニューに1〜2種類くらいの印象。それなのにメニューを見ると日替わりが2種とグランドメニューにも数種類と、ショートにロングにと種類豊富にあることに驚きます。そしてオーダーしたのは…

「新じゃがいもとブロッコリーの牛ミートソースがぽん！ジェノベーゼ〜クレステ・ディ・ガーロ〜」。香り豊かなジェノベーゼソースにホクホク新じゃがとくたくたのブロッコリー、ローストしたパン粉にパルミジャーノがかかっています。さらに牛ミートソースが乗っていて、一口ごとに味わいを変えていただいたりと、飽きずに楽しくいただきました。

ショートパスタはその形から名前がつけられていることが多いのですが、このクレステ・ディ・ガーロは「雄鶏のトサカ」の意味で初めて見る形状にワクワク。ヒダが多いからソースがよく絡んでいて、さらに手打ちパスタならではのモッチリ食感が楽しめました。

サリューオーナーは「春キャベツと桜えび、カラスミのペペロンチーノ〜イカスミのキタッラ〜」キタッラは「ギターの弦」の意味で、木枠に弦を張ったものに薄く伸ばした生地を乗せて押し切ってできます。四角い断面のロングパスタで、こちらはさらにイカスミが混ざっている真っ黒な麺が目を引きますね。

2人して大満足にパスタをいただいたので、食後にセットドリンクと合わせて「カノーリ」をシェアすることに。これは葉山のピスカリアで出会ったカンノーロだ！生地をクルリと巻いて揚げたシェルの中にはリコッタチーズがたっぷり。クリームではないので重さがなく、デザートにちょうど良い具合です。

何より印象に残ったのはスタッフさんの気持ちの良い接客。あたたかな心遣いを感じて、近くに住んでいたら定期的に通いたくなってしまう居心地の良さでした。

【GRSSA（グラッサ）】群馬県前橋市千代田町2-7-21