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すわってみよう

2013年5月16日

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先日行った国立新美術館、実は北欧家具の宝庫だったりします。

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『ハンス・J・ウェグナー/CH25イージーチェア』座面の延長に後脚となっている、美しいフォルム。ペーパーコードを編んだ背と座面に、みんなどっかりと腰を下ろしていました。壁際にずらりと並んだ様子は圧巻です。

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『ハンス・J・ウェグナー/CH07 スリーレッグドシェルチェア』プライウッドを使用した美しい三次元曲面、低く安定した座り心地。ゆったりと座っていると、珈琲なんか飲みたくなります。合わせた三本脚のコーヒーテーブルは、もちろんウェグナーCH008!

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『ハンス・J・ウェグナー/ウィッシュボーンチェア(Yチェア) CH24』説明不要の名作Yチェア、2階のカフェにて使用しています。ペーパーコードの座面の上にはブラックレザーの平たいクッションが敷かれていて、耐久性が増しています。

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『ポール・ケアホルム/ベンチ PK80』MoMA(ニューヨーク近代美術館)の展示室のベンチとしても使われているPK80。キリリとシャープな印象。

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『キャスパー・サルト/アイスチェア』名作ばかりの中で唯一、今世紀2002年にデザインされたもの。アルミパイプにプラスチックの背&座面、屋外での使用も可能なため、外のテラスでもこのアイスチェアで揃っていました。

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『アルネ・ヤコブセン/アントチェア』腰のくびれから蟻を連想させるため、アリンコチェアなんて可愛らしい名前で呼ばれています。アイスチェアより半世紀も前に作られたなんて信じられないくらい、モダンなフォルムですね。スタッキングできることもあって、カフェでもよく見られます。

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『アルネ・ヤコブセン/エッグチェア FH3316  &  スワンチェア FH3323』コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのためにデザインされたこちらのソファ。建築家アルネ・ヤコブセンは、建物はもとより家具から照明、カトラリーに至るまで、ありとあらゆる物を自ら手がけました。10数年前に初めてデンマークに行った時、ホテルのロビーに行って座ってみたのですが、エッグが4つ円を描くように並んでいると、騒がしいロビーから遮断された1つの空間を作り出していて、さすがこの空間のために設計されただけあるなぁと驚いたものです。そして!Salut(サリュ)のウェブストアでも今日から販売開始です!

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六本木のミッドタウンから徒歩5分程の利便性の良い場所にある国立新美術館、展覧会を見るためはもちろんこんな感じで椅子を見るためだったり、黒川紀章設計の建物を見るためになど、いろんな楽しみ方のできる美術館です。

【国立新美術館】 東京都港区六本木7-22-2

カテゴリー:ART&CULTURE

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