hanauta
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安藤雅信 作陶展
2013年5月14日
安藤さんの個展を見に、世田谷線に揺られて夏椿へ行ってきました。
路面電車に揺られてガタゴト世田谷上町まで、下車して更に歩くこと15分、ひっそりと佇む一軒家に到着。白く大きな暖簾をくぐり靴を脱いで畳へ上がると、水箪笥や床の間と部屋のあちこちに器が並んでいます。オランダデルフトや欧州ピューターの写しが有名な安藤さん、今回はイタリアシリーズの展示でした。マットな白、なめらかな触り心地、薄く儚げな様子。眺めているだけでも美しく、そして使い勝手も良い器です。店内にはお料理を盛りつけた写真も掛かっていて、素敵な展示風景でした。
今回は何も購入しなかったのですが、今日の夕ご飯は家にある安藤さんの器を使って。こちらは多治見にある安藤さんの営むギャラリー、ギャルリ百草にて数年前に購入したもの。旬の空豆とパプリカのピラフを盛りつけて。奥に写っている黒の片口は10年くらい前に青山での個展にて求めたもの。和洋問わずに使えるので、本当に良く活躍してくれます。
【夏椿】東京都世田谷区桜3-6-20
【ギャルリ百草】岐阜県多治見市東栄町2-8-16