hanauta
新緑の東京案内②
2013年5月23日
今回の東京案内、新緑の季節らしい場所ということであれこれと考えました。
まずはじめに、バラの咲き乱れる旧古河庭園へ。シンボルとなっているこの洋館は明治時代に建てられたもので、まわりを180株のバラが取り囲んでいるバラの名所でもあります。バラが好きなお二人だから、ぜひともご案内しようと思い浮かんだ所。暑いくらいに晴れ渡った初夏の陽気の中、ふわりとバラの香りが漂っています。
そして江戸時代の大名庭園の中でも有名な六義園へ。回遊式築山泉水庭園を彩る3分咲き程のサツキを眺めながら、広い庭園をぐるりとお散歩。途中、吹上茶屋で休憩をしたのですが、お抹茶に添えられた上生菓子は青紅葉と紫陽花。ここにも新緑の季節が感じられました。涼やかな風を感じながら、ほっと一息。
そして重要文化財でもある旧岩崎邸庭園へ。ジョサイア・コンドル設計で明治29年に三菱創設者・岩崎家の本邸として建てられました。様々な建築様式が取り入れらた建物を、説明を読みながらじっくりと見て回ります。金唐革紙の壁紙やミントン製のタイルと細部にも見所がたっぷり。まさしく贅の極みといったこの洋館、これが自宅なんて想像にも難しいですね。
話題の観光地なんて1つも入っていないのですが、4人でのんびりと一日を過ごすことができました。