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【デンマーク便り】オードロップゴー美術館
2013年6月20日
ルイジアナ美術館をあとに向かったのは、森の中に佇むこの美術館。
郊外列車ReからエストーS-togへ乗り換えてクランベンボー駅へ。そこから更にバスに揺られて、やっとオードロップゴー美術館に到着です。
ここは元大手保険会社のオーナーがフランス出張の度に買い集めた印象派のコレクションを、死後に寄贈されてできた美術館。1918年に建てられた洋館と2005年に建てられた新館とに分かれています。
ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)設計の新館は、直線と流線型を組み合わせたソリッドな空間。画像で見ると違和感を感じるせり出した建物は地形に沿ったもので、中に入ると周囲と一体となっているように感じるから不思議。
そしてカフェにはフィン・ユールのペリカンチェアがどどんと!というのもお隣には、高山に再現したフィンユール邸の本物があるからなのです。残念ながらこの時期の見学は土日のみ、いつか暇を見つけて再訪したいものです。
深い森が広がり、聞こえてくるのは鳥のさえずりのみ。フィン・ユールが愛したのがどんな場所であったのか、それを体感することができただけでも訪れた甲斐がありますよね。