少し時間が空いてしまいましたが、引続きクレマチスの丘の模様をお伝えします。

ブルーノ・ムナーリは絵画や彫刻、グラフィックデザインにプロダクトデザインと、幅広い分野で活躍したイタリア人の作家。今回は”想像力って何だろう”がテーマ。グラフィックやプロダクト作品をただ展示するだけでなく、実際に触って遊ぶことができる絵本や遊具が置かれた部屋も作られており、小さなお子さんでも楽しめる展示でした。子供たちの感性を豊かにする遊具を作るだけでなく、たくさんのプログラムも自ら行っていたムナーリさん。こうしてその思いが引き継がれていくことは、とても素敵なことですよね。

10年ほど前に開催された小海町高原美術館での回顧展でも、そういえば色々なプログラムを催していたことを思い出しました。

美術館に入ってすぐの踊り場(ここは撮影可)には、ムナーリの絵本から抜き出したカッティングシートが貼られ、ヴァンジの彫刻と全く違和感がなくびっくり。

向かい側は、写真家・杉本博司さんが設計したIZU PHOTO MUSEUM。今回は車が故障して到着が遅れたため、時間切となり残念～。

【クレマチスの丘】　静岡県長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平)347-1