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【ごほうびスイーツ】Toshi Yoroizuka
2014年6月20日
山種美術館の後は六本木に移動して、ミッドタウンにあるトシ・ヨロイヅカにて休憩。
このミッドタウン店ではカウンターに座って一皿ずつ目の前で作る出来立てのアシェット・デセール(皿盛りデザート)がいただけます。休日はとても入れないほどの人気ですが、平日ということで少し待ったら席に着くことができました。
まずはアヴァンデセール(デザート前の前菜)にヴィシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)。よく見ると2層になっていて、上はピスタチオ風味で色合いも可愛らしい。カリカリのそえもの乗っていて、これはおいしい。ほんの少しなのが、後を引きます。。
8種類のデセールから選んだのは、小夏のミルフィーユ。3つに分かれたパイ生地の層に、ココナッツのソルベ/フレッシュな小夏/グラス・ヴァニーユ/クレームパティシエール&ブルーベリーのソースが挟まれています。そして周りを囲むように小夏と小夏のジュレ。目の前で組み立てていただいているのでパイ生地はもちろんサックサク、高知産の小夏を1皿1つ使っている豪華な構成で、ご覧いただいてお分かりのように...とても美味しい!ココナッツと小夏で爽やかな風味なのですが、味が凝縮したジュレと僅かなブルーベリーが全体を引き締めていて、私が言うまでもなく素晴らしい味わいです。。こちらの小夏よく見ると白い綿もついているのですが、そこだけコンポートのようになっている???。伺うと外皮を剥いた小夏を、ココナッツのシロップとともに真空調理しているそうです。。苦みを抑えてココナッツのソルベとも調和できて...こうしたひと手間が味に一体感を出しているのですねぇ。本当に美味しかった〜。
と書いておきながら本当はトシさんのために来たのでなく、日本美術つながりでミッドタウン内にあるサントリー美術館へやって来たのです。が...本日は火曜日にもかかわらずお休み。ほとんどの美術館が月曜休みなので調べずに来たのが悪かったです。。でもおかげでこんな美味しいデセールをいただくことができて、終わりよければ全て良し。美術館へは会期内にもう一度、時間をみつけて伺おうかと思います。