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Like a wegner's mini museum...
2014年7月29日
先日ご購入後に保管させていただいていた家具数点を、何回かに分けて新居へと納品に行ってきました。
こちらのお宅は部屋の設計段階から携わらせていただいており、この部屋は家具に合わせて空間を設計していただいております。
ウェグナーの人気ソファGE290。ヴィンテージでしかない貴重なチーク材バーションで、奥のサイドボードと合わせてウェグナー作品がずらりと置かれている姿は圧巻です。
そしてThe Chair。まだ仮置きですが、空間の印象を変えてくれる圧倒的な存在感。
壁の色も白一色ではなく、各部屋、各場所にあった色がリズミカルに目に飛び込んできます。各部屋を案内していただいたのですが、施主さんは設計士さんと共に高山のフィン・ユール邸まで出向いて、参考になさったそう。設計をしたのは前川建築設計事務所さんということもあり、東京都美術館の壁面を思い出しました(トビの壁面も白一色でなく、棟によってポイントとなる壁面の色が、赤黄青緑と変わっています)。
玄関先にはルイス・ポールセンのヴィンテージの外灯。こだわられたであろう美しいレンガの壁に合わせると、まるでデンマークかと思ってしまう程。
設置した設備の職人さんにもお褒めいただき、買付けの時に苦労して探してきたオーナーも嬉しそう。
玄関の吹き抜けにはステンドグラス、はぁ、美しい。。納品させていただいた家具は既に半世紀は経っているもの、デンマークから日本へと時と空間を越えてやって来て、これからどんな時を重ねていくのでしょうか。
私たちはというと、先週の木曜日にコンテナが到着してから、リクエストをいただいているお客様への対応に追われる毎日。有り難いことに本当にたくさんのお客様からお問い合わせいただいておりますが、作業員は変わらず2人なもので、お待たせしてしまって申し訳なく感じております。。この分ですと夏休みは取れそうにないので、週に1日(半日)のお休みを大切に過ごします!