この前のお休みの日、昨年秋に改装した目白のエーグル・ドゥースに行ってきました。

「フレッシュール・ショコラ（右）」幾重にも重なるショコラのムースとビスキュイ、上にはクレーム・フェテ（砂糖なし生クリーム）とパリッと食感のプラケッとショコラ。ショコラずくしのためにずっしりとした食感を想像していたのに、思わぬ軽やかさ。ムースには飾りでも使用しているパッションフルーツが忍ばせてあるみたい？ビスキュイの口溶けの良さは小麦粉を使っていないのかしら？と、一口ごとにあれこれと考えつつ、じっくりといただきました。

「エクレール・オ・ティラミス（左）」その名の通りティラミスの味わい！シュー生地にたっぷりと絞られたマスカルポーネチーズ、そして中にはジェノワーズ生地にたっぷり珈琲シロップをしみ込ませたものが潜んでいて、美味しいのなんのって。

寺井シェフはレストラン（オテル・ドゥ・ミクニ）出身なのですが、ずっしりとしたフランス菓子らしい味わいの多いラインナップ。どれをいただいても素晴らしく美味しいので、普段は即決の私もショーケースの前ではいつも悩んでしまいます。。今回はシックな見た目の2つをチョイスしたのですが、オーナーはシャンティ・フレーズ（いちごのケーキ）にピスタチオを使用したガトーと、対照的に可愛らしく華やかな2種をほおばっていました。。

以前店舗だったスペースは、大きな8人掛けのテーブルの置かれたイートイン席に（中は撮影不可です）。販売スペースの古き良きフランスの内装とは異なり、こちらは蚤の市で見かけるような雑貨が飾ってあったりと、シャビーな感じに。内装・外観ともに基本的には以前と同じ印象で、広くなった分より買い求めやすくなっています。品物はもちろん、ディスプレイにバンドゥースの方たちの素晴らしい接客で、心もお腹も満たされてお店を後にしました〜。

【Aigre-Douce（エーグル・ドゥース）】東京都新宿区下落合3-22-13