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『動きのカガク展』21_21DESIGN SIGHT

2015年6月26日

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休日の続き...六本木ミッドタウンにある21_21DESIGN SIGHTにて開催中の『動きのカガク展』に行ってきました。

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この展覧会のテーマは動きをデザインする『モーションデザイン』と言われても、はて?と分からないのですが、空間に入ってしまえば原理や理由は置いておいて、ただ面白い作品が待っていました(会場内の写真撮影も可能)。

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上の作品、岸遼『アトムズ』の解説ボード。このような感じで、それぞれの作品で用いている「〜の法則」を動画アニメーションと手書き文章で分かりやすく説明してくれています。ボードには作品を制作する時に使用する道具も合わせて飾ってあり、こんなもので!と小さな頃の科学実験を思い出したりしました。

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佐藤雅彦+桐山孝司『統治の丘〜ユークリード』。中央の台に上って一つの方向を指し示すと、今までアッチコッチを向いていた円錐の矢印たちが一斉に従ってくれるというもの。まさに統治を行う支配者の気分をほんの少し味わえ、心の中では『皆のもの、北へ向かうぞ〜」と武将になったり。

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パンタグラフ『森のゾートロープ』。回る虫眼鏡で透かしながら、回転する木を見つめる立体アニメーション。動きをテーマとしていてもその作品は様々で、次はどう楽しませてくれるのだろう!とワクワクしながら進みました。

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そう、このワクワク感は子供の頃に感じたもの。

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ちょうど夏休みをはさむ開催期間のため、子供たちも楽しめそうな(大人よりも楽しんでくれそう...)内容でした。

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会場内が撮影可能ということで嬉しかったのは、安藤忠雄氏設計の建物内部を撮影できたこと。この地上階から展示は地下階へと階段を降りていきます。

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ものすごく最先端の技術を使っているはずなのに、見る側からしたらただ楽しくてワクワクする作品が詰まっている、そんな思いを胸に会場を後にしました〜。

【21_21DESIGN SIGHT】東京都港区赤坂9-7-6

 

カテゴリー:ART&CULTURE

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