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【秋旅1】色鮮やかな晩秋の景色
2016年11月 4日
関越道をひた走り、晩秋の群馬へ。
高速道路を降りてすぐに見えるのが、利根川の支流である片品川。山から平地にまで紅葉が進んでいて、いきなりの絶景に旅気分が盛り上がります。
四方を山に囲まれている地形は、海の街で生まれた私には心踊る風景〜。刈った稲を干す様子にも、”日本の秋”を感じますね。
まずは腹ごしらえと、お蕎麦屋「壱乃蔵」へ。蕎麦にはお豆腐&こんにゃく付き。こんにゃくにかけられていたのが”くるみ味噌”かしら、さすがこんにゃくの名産地だけあって、一切れなのが惜しい美味しさでした。
殻付きを毎日石臼で挽いているという、田舎蕎麦。プチプチと粗い食感の太めの麺で、季節もあるかと思いますが風味がとても豊かです。ツユも辛めで、美味しくいただきました。
そして車を走らせて…
いざ、吹割の滝へ。
大通りから少々下って行くと、2つ橋の架かる広い川へ。秋真っ盛りの景色!
すぐに滝を見たい気持ちを抑えつつ、案内板に書かれたハイキングコースを進みます。
橋を渡って山側へ、澄みきったきれいな水ですね。
この「詩の小道」は山道ではありますが、整備されていて歩きやすい歩道。12月からは積雪のために閉鎖されるそうですが、まさに紅葉真っ盛りので歩いているだけで癒されます。。
途中にある滝を望む観瀑台から全体を眺めつつ歩くこと小一時間、以外と高い場所まできていて驚きました。
まずは小さな滝の「鱒飛びの滝」が見えてきました〜。景観を損ねないためか歩道には柵がないので、写真を撮るのも十分周りにに注意して迷惑のかからないように。。
そして奇岩の中に見えるは「般若の岩」。手前から4つ目の岩に注目、口をあんぐりと開けた般若がはっきりと見えます。
そしてやってきました〜、天然記念物でもある「吹割の滝」!凝灰岩・花崗岩の柔らかなところを侵食してできた滝で、高さ7m幅30mのU字に落ちるその姿は、まさに「東洋のナイアガラ」。岩に描かれた白線まで進むことができるのですが、こうして写真を見ると、まるで滝の中に入っているようです。すごい迫力!こんなに間近で上から眺める滝はあまりないでしょうし、絶景ですね〜。
別角度から見ると水の流れがよくわかります。岩盤から滝を眺める人々の小さいこと!
川には大きな岩盤の広がった「千畳敷」もあり、様々な表情を見せてくれます。
目線を上げると色鮮やかに紅葉した山々。黄色に朱色、艶やかな錦の着物を羽織ったような山肌に時が経つのも忘れて見入ってしまいます。絵心があれはこれを写し止めておけるのに。。
駐車場近くには幾つかの土産物屋さんが。水がきれいだけあって、岩魚が取れるのでしょうね。
曇り時々雨の予報の中、晴れ女の私のいる場所はありがたいことに晴れていまして。宿に向う途中には、雨が上がったばかりなのか綺麗な虹を見せてくれました。