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【夏たび・日光③】まるで地下神殿のよう
2017年9月 4日
翌日も宿のライブラリーにて本を読んで、温泉に入ったり…
土地の言い伝えにある美味しい郷土料理の朝ごはんをいただいて、またまた温泉につかったり…
癒し時間に感謝して、宿を後にしました。
道すがら餃子の看板が見え、駐車場も混雑している様子。そうだ、宇都宮といえば餃子!ということでランチをいただくことに。あんは豚肉よりも野菜が多く占めていて、何より八角の風味が効いた爽やか風味で美味しかった〜。常日頃、美味しいものアンテナを磨いていて良かった。。
そして着いたのが大谷石の採掘場跡・大谷資料館。フランク・ロイド・ライトも帝国ホテルで用いたことでも知られる、耐火性のある大谷石の採掘場とは如何なる所か…いざ、切り立った岸壁の下へ。
採掘跡の地下30mまで降りると、そこは何と2万㎡の地下空間。
地下に広がる空間ということで鍾乳洞のようなイメージでやってきたのですが、採掘の切り出し後のまるで地下神殿のよう。自然と人工ではこんなに変わるのですね。
地下の気温は外気温の半分ほどの16℃、急いでカーディガンを羽織りました。以前にも来たことがあるのか、すれ違った方は薄いダウンを羽織っていてびっくり。
それにしても美しい〜。
ライトを当てるだけで、また異なる雰囲気に。映画やCMなどでも使われるそうで、この日も一部で撮影が行われていました。手彫りの時代、機械化された時代、そして戦時中は軍需工場へ。時代とともに変わるその使われ方ですが、今はその神秘性を求めてやってくる平和な時代であることに、心が温まりました。
もう少し時間が取れるからと、さらに2つ目の道の駅「道の駅しもつけ」へと足を伸ばしました。
お目当は「伊澤いちご園 GELATERIA」!阿佐ヶ谷のジェラテリア・シンチェリータに行ってオーナーと話した際に、伊澤いちご園のいちごを使っていてジェラートの一番弟子であると伺い、これは行かなければと思っていたのでした。
残念ながら季節外れのためにいちごはなかったのですが、魅力的なフレーバーばかり。
選んだのは日光珈琲のコーヒーをミルクジェラートに合わせたカフェモカと、栃木大平町の小林一夫ぶどう園のブドウソルベ(ひと口オマケは、ピスタチオ)。どちらもとても素直なお味、色味もナチュラルで、素材に真摯に耳を傾けているのが伝わってきました。これはいちごの季節に、是非とも再訪しなくてはいけないなぁ。
栃木といえば益子や那須と他の場所を選んでいたのですが、初日光でこれまた素敵な旅となりました。次はどこに行こうかと、栃木の魅力にはまってしまった2人なのでした。