少し前になりますが、季節感あふれるプチガトーを求めて安食シェフの庭へ〜。

珍しく午前中に来店することができたので、ショーケースの中はフルラインナップ。

キラキラ、どれも素敵な表情。

あれもこれも、ついつい手を伸ばしたくなります。

「Fraise」シンプルに”いちご”という名前だけあって、いちごを主役に名脇役たちが脇を固めます。那須の指定養鶏所から届く卵を使ったジェノワーズは黄色味が強く、きめ細やかで食感もしっかり。味を補うように下に一層クレーム・パティシエール（カスタードクリーム）を挟んでいたり、舌ざわりなめらかなシャンティだったりと、一口ごとに味わいを噛みしめます。

「Tangor」デコポンの季節のみの提供で、今年も間に合ってよかった。。ココナッツのサブレやショコラのムースなどが合わさり複雑な味わい、何よりフォークを入れるとトロリと溢れるソースがお気に入りなのです。

「Ciboust DEKOPON」。フィユタージュ(パイ生地)にクレーム・パティシエール、フレッシュなデコポンを挟んで、クレーム・シブーストをカラメリゼ。メレンゲの合わさったクレームが苦手でシブーストはあまりいただかないのですが、こちらは別格でデフェール時代からのお気に入り。パイ生地はサクッと、カラメリゼはカリッと、デコポンはジューシーと、それぞれのパーツの完璧な食感があるからこそ、何も考えないで口に運んで「あぁ美味しい。。」と楽しめるのですよね。

春の甘味”いちご”と言いつつ、柑橘好きためについついデコポンに手が伸びてしまったのでした。

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