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【北欧だより】Law Court 見学ならず...

2018年6月20日

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帰国しまして、翌日より仕事も再開しています。お待たせしていた家具の発送も済み、店舗も明日から再開です。

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今回も良い出会いや現地ディーラーの協力があったからこそ、無事に終えることができたと感謝。2ヶ月ほどでコンテナが到着して、そこから丁寧に修復をして大切にじっくり販売していきたいと思います。

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さてさて画像はある日のお昼時、近くにいたからといつか行ってみたいと思っていたグンナー・アスプルンド設計のイェーテボリ裁判所を訪れました。

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のですが…受付で聞いてみると中に入ることはできないと。以前は中に入ることができたようですが、残念。。ただ入り口のところから撮影するのは大丈夫なようなので、遠い場所から見学することにしました。

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グンナー・アスプルンドはスウェーデンを代表する建築家で、代表作のひとつ「森の礼拝堂・森の墓地」は世界遺産になっています。同時代の建築家にも大きな影響を与えて、アルネ・ヤコブセンがオーフス市庁舎を設計する際にはこの裁判所を参考にしたのだとか。

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中庭ごしに見える室内には、ゆったりとステップの階段。実際に歩いてみたかったなぁ。

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そして2階廊下に目をやると、浮遊感のある照明の下にガーデンチェア。それはまるでサマーハウスのようで、裁判所と言われて連想する威厳や重厚感は感じられません。

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そして入り口。

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温かみのあるオーク材の扉、アナログに見えてIDカード対応の自動開閉扉でした。

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取っ手のデザインが可愛らしい。この真鍮の経年感がたまりません。

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扉が開いた隙に…全面ガラス張りの透明なエレベーター。裁判所ということを考えると、単なるデザインではなく視覚的・精神的な効果を考えてのものなのでしょうね。

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象徴的な時計は拝むことは出来ませんでしたが、これにて終了。またいつか見学の機会があれば良いのですが。。

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