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【ART】フィンランド陶芸〜芸術家たちのユートピア @ 目黒区美術館

2018年8月 4日

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エチエンヌにて涼をとった後は、目黒区美術館にて開催している「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」展を見に行ってきました。こちらは図書館なども入っている目黒区民センターに隣接している、区民には馴染みのある場所です。

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【今展覧会チラシ・オモテ面】

”フィンランド製のもの”と聞いて、アアルトの家具やマリメッコのファブリック、そしてアラビアの器など、北欧好きな方なら作品や作家をいくつも思い浮かべることと思います。そんな知識のある方でもこの展示室に足を踏み入れたら…そこからさらに奥の深い世界が広がっていることに嬉しい驚きを感じるのではないでしょうか。

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【今展覧会・ウラ面】

今回の展覧会では陶磁器の中でも量産品のプロダクトではなくアートピースに主軸を置いており、ロシアからの独立後の芽生えから黄金時代に至るまでを、その時代を牽引したアーティストを交えて丁寧に紹介していました。今回特に惹かれたのは、20世紀半ばに活躍したサルメンハーラの作品。轆轤引きの薄く繊細なフォルムが、どこかルーシー・リーを思い起こさせるものがあったのです。その他たくさんの作品が展示されており、釉薬のかかり具合や艶加減、厚みや全体のフォルムなど、図録では到底分かり得ない、実際見たからこそ感じられることが詰まっていました。とても勉強になりました〜。

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この区民センターには図書館の他に体育館やプールがあり、夏場は特にたくさんに人で賑わっています。来た時にはキャッキャとした楽しい声が聞こえてきた幼児プールも、展覧会を見終えて美術館を後にした頃にはご覧の通り。終了時間17時を過ぎたプールは、先程とは打って変わってひっそりとした雰囲気に変わっていました。

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4月には辺りをピンクに染めていた目黒川沿いの桜にも緑が生い茂り、辺り一面に響き渡る蝉時雨に暑さが増すようでした。。

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これからじっくり図録にて復習を。。

この展覧会の招待券が複数枚ございますので、ご入用の場合はお申し付けくださいませ。※家具をお買い上げのお客様に、1人1枚ずつとさせていただきます(数に限りがございますので、先着順とさせていただきます)。

【目黒区美術館】東京都目黒区目黒2-4-36

カテゴリー:ART&CULTURE

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