”スウェーデン20世紀最大の巨匠”と言われるイングマール・ベルイマン生誕100周年を記念して、恵比寿ガーデンシネマにて映画祭を開催中です。上映スケジューツとにらめっこをして、この前のお休みの日にやっと行くことができました。

恵比寿ガーデンプレイス内にあるガーデンシネマは、ミニシアターだからこそのオリジナリティある内装で、映画を観る前からワクワクさせてくれます。一言で言うと…オサレです。

【本映画祭のチラシ・オモテ面】

ちょうどスウェーデンとの国交樹立150周年というアニバーサリーイヤーと重なったこともあり、デジタル・リマスター版13本が1ヶ月に渡って上映されています（私たちSalutも映画キャンペーンに参加させていただいています）。ベルイマン監督は、日本で言うところの黒澤明監督といったところでしょうか。

【本映画祭のチラシ・中面】

そして選んだのは中期1957年の作品「野いちご」。年老いた老医師の一日を現実と幻想を織り交ぜ、生と死、若さと老い、家族をテーマに描いた作品。ストーリーの深さや普遍性に唸りながらも、部屋のしつらえやイチゴ摘みのバスケットなど家具屋目線でも楽しむことができました。

フランスのヌーヴェル・ヴァーグの好きな私はもちろん、ハリウッド大作好きなサリュオーナーも楽しんだようなので、そんなところからも巨匠の懐を深さを感じたのでした。

こんな暑い夏だからこそ、おうちシネマで古い作品を見返すのもいいなぁ。。

【ベルイマン生誕100年映画祭】