この日は所用があって、朝から西荻窪へ。その後ちょうど開店間近だった甘味処の「甘いっ子」に立ち寄りました。

昭和43年創業の地元に愛され続ける甘味処、ジャラジャラの簾や額に入った赤富士の絵など…なんだか郷愁を誘う店内ですね。

そしてやってきました杏のかき氷！オプションの白玉団子を追加です。

杏は旬の時期にまとめてシロップにした自家製、酸味もしっかりと残っていて風味も抜群です。そして2つ添えられた干しあんず（ドライアプリコット）は、ふっくらと戻してあって美味。氷は純氷を使用したシャリッとした食感、懐かしさを感じます。

そして…目の前のサリュオーナーは、甘いっ子の定番メニュー「いちごミルク金時」。果肉感の残るいちごは、あまおうなど糖度の高い品種で作ってあるそうで、杏と比べてまあるい甘さが口の中に広がります。そしてさすが甘味処ということで北海道産の小豆を使ったあんこはふっくら。磁気の平皿というのが、昭和レトロな感じで素敵です。

お盆真っ只中は都内はどこも空いているのですが、お店を後にする頃のは列が出来始めていました。ただ常連さんのご婦人に伺うと「いつもに比べると空いてるわよ〜」とのことでした。

【甘いっ子】東京都杉並区西荻窪2-20-4