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【初夏たび】豊の国の恵み@大分・日田
2019年7月 2日
春から続いたバタバタも買付けをもってひと段落。。ちょっと足を伸ばして大分まで、愛知(サリュオーナー)の両親と一緒に4人旅と相成りました。
初の九州・大分の感想は、生い茂る山の木々と豊かな水。”おんせん県”のイメージしか持っていなかったので、その自然の豊かさに驚いたのです。
大分空港からレンタカーを借りて向かったのは、大分の北西部に位置する日田市。浅葱色に染められた涼やかな暖簾をくぐった先「すてーき 和くら」にてランチをいただきました。
カウンターに鎮座しているのは厚い鉄板。そう、2人ではなかなか行くことのできない鉄板屋のお店です。素敵なしつらえに、興味津々な私たち…というのも部屋のあちこちを彩っているのは、味わいのあるヴィンテージ&アンティークの小物だから。建物自体が築100年を超える大正6年に建てられた元材木商の蔵というから、同年代のものゆえにしっくりと馴染んでいるのでしょうね。
まずやってきたのは、木製のトレイに美しく盛られた前菜。鹿肉のリエットにはプチシューが添えられて、何とも可愛らしい。そしてバーニャ・カウダは、アンチョビではなく鮎の”うるか”(塩辛)を使ったソースが添えられています。そんな古くからの郷土料理をアレンジするなど、新鮮野菜はもちろん他の食材にも地産地消を心がけたりと、オリジナリティあふれる一皿です。
そしてスープ…
サラダと続き…
ドドンと豊後牛がやってきました〜(4人前です)!
シンプルな調理法ゆえに技量が問われるのが鉄板焼き、その見事な手さばきについつい見入ってしまいます。そしてカウンター越しにあれこれとお話ができるのも私たちには嬉しいことですが、料理だけに集中するわけにはいかないシェフの大変さを思うのでした。。
絶妙な火加減のサーロイン、言わずもがなの美味しさ。。器は近隣にある小鹿田焼・坂本創さんの作品なのだそう。力強くも控えめで、料理をより美味しそうに引き立ててくれます。
カウンター越しに見えていた三隈川、かつては木材の運搬に使っていたのだとシェフに伺いました。豊かな自然に美味しい料理と、早くも大分に魅了されています。。