横浜での配達を終えたお昼時、オススメいただいた中華料理店に行ってみました。

カウンターに着席してまず目に飛び込んでくるのは、壁面いっぱいのメニュー短冊！この風景だけで、何とも食欲をそそられますね〜。中には冷製の夏メニューも加わっていたりと、何にしようか短冊を凝視していまいました。

そしてやってきました「トマトタンメン」。すっきり鶏ガラスープにフレッシュなトマトが加わって、色はほんのりオレンジ色。麺は私好みの細ストレート麺で、ほどよい量なのも嬉しいです。

スープはすっきりとしつつも旨味がたっぷり、そこに爽やかなフレッシュトマトの酸味が駆け抜けます。具材はほかに青菜とキクラゲのみの潔さで、だからこそ混じりけのないスープの味わいなのでしょうね。

サリュオーナーは「パイコー炒飯」。パラリとした炒飯に軽めのとろみの餡かけにたっぷりのパイコー(排骨・豚のスペアリブ)、こちらも脂っぽさがなく、ちょっと味見…が止まらないほど。

二人でシェアしたのは「油淋鶏（小）」。サックサクの鶏の唐揚げに、甘み少なく酸味の効いた香味だれ、肉料理を得意としない私でも箸がどんどん進んでしまうほど。何をいただいても笑ってしまう美味しさで、帰る頃には次は何を食べようかと、つい考えていました。

店を後にした12時前には、平日にも関わらず満席に。後ろの円卓では友人に店内メニューの美味しさを力説している方がいたりと、地元の方達に愛されている街の中華屋さんなのだなと感じました。私たちがよく行く自由が丘・泰興楼もそうですが、愛される理由はとびきりの美味しさとアットホームな雰囲気もあるのでしょうね。

【李園（リエン）】神奈川県横浜市中区本郷町1-18