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【ART】優しいほとけ・怖いほとけ @根津美術館

2019年8月23日

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大屋根を生かした開放感あるロビーは、いつ訪れても清々しく感じます。

 

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そして展示室へ(撮影可能なのはロビーまでです)。

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【今展覧会チラシ・オモテ面】

ちょうど仏像についてあれこれ本を読み始めたので、”これは分かりやすそう!”と訪れることにしたのです。

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【今展覧会チラシ・ウラ面】

文献の中で仏像の分類(如来・菩薩・明王・天)をフムフムと読んでいても、頭でざっと理解しただけなのにモヤモヤしていた最近。。それがこの展覧会では「優しいほとけ・厳しいほとけ・怖いほとけ」とシンプルな言葉で章を分けての展示。「何で優しいのか?(人々を救う慈悲の表情だから)」とか「何で怖いのか?(迷いや邪念を焼いてもらうから)」と、単に美術品として鑑賞するだけでなく、とっつきやすい言葉でその意味を解いてくれています。これで少しは理解が深まったかしら。

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展示室を出た頃には、ガラス壁の向こうの庭園は雨模様!驚いていると「もう小ぶりですが、少し前までゲリラ雨が降っていたのですよ〜。」とスタッフさんが話しかけてくれました。目と鼻の先ですが庭の中にあるカフェで降られずに良かった…と胸をなでおろしました。。

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閉館間際でしたが、雨宿り中の方がまだまだ沢山。

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外に出ると雨もごく小降りになり、太陽も出てきました〜。アプローチでは同じ隈建築ということでふと先月行った湯布院のCOMICOを思い出し、素材の違い(竹と焼き杉)や庇の深さの違いなどをぼんやりと考えながら帰路に着いたのでした。

 

カテゴリー:ART&CULTURE

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