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【初春ハイク】鎌倉ハイキング
2021年2月25日
平日のある日、人を避けて近くの山に行ってみようと鎌倉へと向かいました。
まずは仏殿の地蔵菩薩にご挨拶をして…
脇道へと向かいます。
ズンズンと長い石段を登ったところで、烏天狗さんがお出迎え。
建長寺最奥の半僧坊からの眺め〜海まで見渡せます。
梅に混ざって、早咲きの桜も朗らかに咲いていました。
天狗さんがが休んでいそうな大岩があったり…
苔の美しいなだらかな岩場を進んだり…
むき出しになった地層を楽しんだり…
まるで恐竜の頭部の化石のような!木片を愛でたりしながら、楽しく進みます。
一帯が建長寺道だからスタート地点の建長寺で拝観料を払うかぁ、と納得。
途中にある十王岩では、若宮王路から相模湾へと続く絶景が拝めます。「かながわの景勝50選」ともなっているこの景色を見ると、三方を山に囲まれた天然の要塞であることがよく分かって、だからこそ鎌倉幕府がこの地を選んだのだなぁと理解できました。いやはや絶景〜。
土の色と椿の花びらが綺麗な色合いだと思いながら見上げると、
山椿の大きな木ありったりと、とても楽しいハイキングコースです。
そして鎌倉市最高地点(といっても159m)の大平山に到着。
少し先に下がったところにある天園にてお昼休憩を。
そう、建長寺に入る前に少し先にある「光泉」にて調達してきたのです。
「光泉」は昭和28年創業で、かつて北大路魯山人、池波正太郎、小津安二郎が愛した味という、いなり寿司の名店なのです。
普通の倍ほどの長さがあるいなり寿司は、薄めのお揚げで甘さも控えめの味わい。程よい運動の後に酢飯はいいですね〜。
途中でカッパとカンピョウの2種類ののり巻きを頬張ります。小さなお子さんも大丈夫なお手軽ハイキングとはいえ、絶景や自然に触れたりとても良い気分転換となりました。
おまけに光泉。早めに売り切れるということもあって、事前予約は必須です。
今は持ち帰り専門となったお店のメニューは、今回の”いなり寿司とのり巻き”と、”いなり寿司のみ”の2つだけ。自然の中でいただくと、美味しさ倍増です。