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【あさのパン】RAVENS TABLE
2021年5月10日
ミントグリーンの窓枠にBREADの文字、パン好きなら吸い込まれそうなファサードの世田谷・上町にあるRaven's Tableに立ち寄りました。
こちらはラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション台北店でシェフ・ブーランジェールとして活躍したシェフが独立して、昨年11月にオープンしたばかりのお店。Ravenとはワタリガラスのことで、少し調べてみると北欧神話や文学作品にも出てくる大型のカラスなのだそう。
お店に入るとすぐに可愛らしい木枠に大きなガラスがはめ込まれたショーケース。対面式のためパパッと店員さんにオーダーしていきます。
山食、角食、レーズンパンまで、開店すぐのために種類豊富に並んでいました〜。
ということで食パンは角&山ともに購入。普段は角食派なのですが、ここではこの小ぶりサイズの山食が断然好みでした。ふわりと上に伸びた生地は、軽やかなのにしっとりさを留めて風味もしっかり。小麦の甘味を感じます。
ショーケースの下を占めていたベーグルは、絞り切れずにあれこれチョイスしてしまい「チョコチップ」「クランベリー」「ブルーベリー」「ウォールナッツ」。
リベイクしたものを食べると…ごく薄い皮部分はムギュとした歯応えなのに、そのあとは弾力控えめに切り替わって口溶けがとても良いのです。この両方の食感はとても新鮮で、お腹がに溜まりすぎず、クリームチーズなどをプラスせずとも味わいが完成していて、どこのものとも異なるベーグルは病みつきになりそう。。
もうひとつベーグルから「トマト&チーズ」と「塩キャラメルクロワッサン」。このベーグルは見た目からも分かる通りゴージャスな味わい!ハーブ香る生地にセミドライトマトが混ざり、上には3種のチーズがトッピングされています。そしてもうひとつのクロワッサンは…
ザクザクこれでもかとまぶされたスライスアーモンドに、ハラハラと繊細なパイ生地層、そして中心の塩キャラメルとまるでお菓子のような華やかさ。
絞りきれずいつもは選ばなそうなこんな2種「シナモンロール」と「ドゥーブル&フランボワーズ」。パンのラインナップが面白いと思ったら、10年の修行の中では横浜のブラフベーカリーにも在籍されていたというから、ストンと納得したのでした。
シナモンロールはヨーグルトのような酸味も感じる軽いチーズクリームでお化粧。もうひとつは濃厚なクリームの中にフランボワーズソースが潜んでいます。色々な味と合わさっているのだけれど、どれもに共通しているのは土台である生地の美味しさ。次はまた異なるものを試したいと思いつつも、この味を求めてまた同じものを頼んでしまいそうです。
【RAVEN'S TABLE(レイブンズ テーブル)】東京都世田谷区桜3-2-15