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【LUNCH】長坂 翁
2021年6月29日
朝一番に家具の配達へ〜。
倉庫とお店を往復する日々ですが、配達でこうして異なる景色を見ることができることは嬉しいものです。
帰り道に昼食はどうしようかと思いながら、近くにあった名店の蕎麦屋・長坂 翁に立ち寄りました。こちらは先代の高橋氏のもとで修行をされた店主が、お店をそのまま引き継がれて名人の味を継承されています。
普段は外食ランチを控えているので外でのランチは本当に久しぶり。それゆえ大大好物なお蕎麦も(自宅を除くと)中津川でのランチ以来と数ヶ月ぶり。窓が開け放たれ席数もかなり少なくなった安心できる店内、私たちも会話を極力減らしながら蕎麦と対峙するひとときへ。
蕎麦茶も心に染みます。。
ざる&田舎の2枚を頼んで食べ比べをしようかと迷いつつも、前回訪れた時と同じ「八ヶ岳セット」を。
香ばしい焼き味噌をチョイチョイと口に運びつつ、
引き揚げ湯葉をツルツルと。と中に旬のヤングコーンがあるではないですか!何を隠そうトウモロコシを育てる際に摘果されたヤングコーンに目がなく、道の駅などで見ると必ず買ってしまうほど。ヒゲも甘く、より嬉しい一品でした。
そして主役のざるそば登場。石臼で自家製粉された蕎麦が八ヶ岳在来種、ほんのりウグイス色で端正な顔!
おろしたての山葵をちょいと乗せてズズッとすすると、山葵が鼻から抜け蕎麦の香りと旨味が口いっぱいに広がります。あぁ、美味。。
開け放たれた大きな窓からは爽やかな初夏の風と、たくさんの小鳥のさえずりも。この景色もごちそうですね。
デザートのアイスは…蕎麦でも抹茶でもミントでもなく、葉山椒!?これがまたスッキリな味わいで、食後のデザートにはもってこいです。調べてみると同じ八ヶ岳のYETI GELATOのものだそう、実店舗を持たないジェラート屋さんなので次はどこで出会うことができるかしら。
変わらずの美味しさに蕎麦はやっぱり職人技だなぁと、蕎麦愛を再確認したのでした。