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【北欧だより+】みんなの蚤の市
2021年8月15日
最近はどこかへ遊びに行くこともないので、もっぱら日々食したものを記しておりますが…たまには食べ物以外のコラムを書かねばと、買い付けの時に撮影した写真を見返していました。そこで今一番再訪したい場所はと考えると、やはり蚤の市!デンマークでは毎週末、大なり小なり様々な蚤の市が開かれていて、いつも沢山の人で賑わっています。
家具の買い付けは基本的にディーラーの倉庫に行って直接買い付けることがほとんどですが、私たちも楽しみ半分で時間を見つけては蚤の市へ通います。たくさんのビンテージ品に囲まれると、やっぱりワクワクしてしまいますね〜。
様々な娯楽に溢れた日本と比べてよりシンプルな暮らしのデンマークでは、蚤の市が老若男女問わず日常の楽しみのひとつになっています。朝からいそいそと蚤の市へと繰り出す姿、その後公園の芝生や川沿いでのヒュッゲなひとときを大切にする彼らを見ると、そんな何気ない日常に心の豊かさを感じるのです。
これはどこかの駅舎の中だったかしら、冬になると蚤の市も屋内が多くなります。それにしても高い天井から吊られたシャンデリアが豪奢ですね〜。
郊外の住宅街で車を走らせている時に遭遇した道端の「LOPPEMARKED(蚤の市)」の看板。これは蚤の市というよりはガレージセールに近いもので、女性&子供服を販売していました。
ところ変わって屋内での蚤の市の風景。場所によって雰囲気が変わるのは、写真からでも伝わるでしょうか。ここでは若者が多いと思ったら、空間半分では古着の計り売りのイベントが開催されていました。
こうして古いものを循環して使い続ける文化が、若い子たちにも受け継がれているのですね。ホールの真ん中にあったのは、こんな可愛らしい休憩スペース。
購入したものを思い返したりと、オレンジジュース片手に頭をクールダウンさせます。のんびりと楽しむ人が多いからか休憩スペースが設置されていることが多く、現地の飾りのない食に触れるひとときでもあります。
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