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【TAKE OUT】エジプト塩食堂
2021年8月 1日
どこかへ遊びに行くこともないため、もっぱらの楽しみは食べること(コラムの話も食べ物関連のみで失礼します)。この日は毎度お馴染み「エジプト塩食堂」へ予約していたお弁当を受け取りに行ってきました。
元々フードスタイリストの”たかはしよこしこ”さんのフードアトリエ「S/S/A/W」の一環として食堂を営んでいましたが、アトリエはよしこさんが転居した北海道・美瑛へ移転、「エジプト塩食堂」自体はこれまでと変わりなく西小山で営業されるとのこと。私たちとしてはお店から7〜8分ほどの場所に、こんな素敵な食堂があることを本当に嬉しく思っています。。
手作りで作られているオリジナリティあふれる調味料たち、あれこれ買っては夕食で活躍しています。この調味料のおかげで馴染みのないスパイスも気軽に使うことができて、料理の幅も広がりました。
さてさて今回はいつもの紙箱とは異なるお弁当箱。
よしこさんマークは同じ笑顔!
蓋を開けると…今週のメニュー「富山コンカリーの豆乳冷や汁」にご対面。毎度のことながら心の中で歓声をあげてしまう可愛らしさです。。
冷や汁は花びらやディルで夏らしい色鮮やかな飾りつけ、中の具は茄子やトマト、ズッキーニなど夏野菜がゴロゴロ。味付けに使われている「富山コンカリー」は鰯や鯖を糠漬けにした北陸伝統のコンカに、15種以上のスパイス、富山名物の干し柿、イカの魚醤などなどがブレンドされたオリジナルの調味料。マイルドな豆乳に入ると、魚のコクを感じるとびきりの風味で驚きます。
ご飯は押し麦入りの黒米、冷や汁に入れていただきます。その上の三角の揚げ物は「大葉とチーズのしらす春巻き」、中はふわっと食感で、美味しい〜。
ご飯の周りには副菜がぎゅっと詰め込まれています。「切り干し大根のアラビアータ」「たたきキュウリとメロンピクルスのモロッコ胡椒和え」「焼きお揚げと紫キャベツサラダ」、野菜は宮崎串間の”堀口ふぁ〜む”のもの、手間暇かけた下ごしらえ、どれもが体にスッと入っていきます。
小さなデザートは”うたにぶどう園”の「ぶどうの白和え」。今年は家でも何度か冷や汁を作ってはベストな味を試行錯誤をしているのですが、こんなとびきりの冷や汁に出会うことができて、冷や汁の奥深さを感じるのでした。