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【あさのパン と SWEETS】麦焼処 麦踏 とARIETTA del gelato
2021年9月 3日
そして真鶴半島からの帰り道、高台へと登ったところにある「麦焼処 麦踏」へ寄らずにはいられません。ちょうど同じ道路沿いには杉本博司氏の手がけたギャラリー「江之浦測候所」もあります。
14時過ぎですがパンはほぼ売り切れ、当日電話でパンのお取置きをお願いできるのはとてもありがたい。。
「麦焼処 麦踏」はかつて伊勢原にあった伝説のブーランジェリー・ブノワトンのDNAを継ぐお店で、伊勢原&平塚で栽培された”湘南小麦”や、秦野産の”ユメカオリ”といった国産小麦の中でもまさに地産地消の小麦を使っています。
そして翌朝からのお楽しみ。。右上から「酒種カンパーニュ」「おまめさん」「イチジクとクルミ」。地味深いあじで噛み締めながらいただくパンたち、その中でもカンパーニュは酸味が抑えられて小麦の香ばしさが全面に出ています。
右上から「チーズフランス」「片浦クリチー」「チョコクルミ」「モカクランベリー」。「片浦クリチー」は小田原の名産である片浦レモンのピールを混ぜたクリームチーズを使ったフィリングを、やわらかめの全粒粉のリーンな生地で包んでいるもの。そして一番は印象に残った「モカクランベリー」は、珈琲の香りたっぷりのホロ苦生地にホワイトチョコレートとクランベリーを合わせているもの。
そして「角食パン」。しっとり滑らかな舌触りで、薄く香ばしい耳までおいしい。。
ここで時を戻して…麦踏からの帰り道は、行きと同じく海沿いドライブ。
真鶴道路からの西湘バイパスは、いちばんのお気に入りの道。平日の昼間は空いていて、ぼんやり海を眺めながらもっと続いてほしいのにと思ってしまいます。
そしてこちら方面からの帰り道には、お決まりになりつつある寄り道店の秦野にある「ARIETTA del gelato」。こちらは阿佐ヶ谷のシンチェリータや本場イタリアの名店Palloniで修行を積まれて肥田野シェフが2018年に独立、幾度となく立ち寄っているお気に入りのジェラート屋さんです。
どこでも即決な私でも迷ってしまうほど、この日も食べたいフレーバーが盛りだくさん!
店内にも席はありますが、この日は店先のベンチでいただきます!左上から「巨峰ランブルスコ」「ネクタリン」「ピスタッキオ トスタート」。
口いっぱいに広がる香りと、そして何といっても滑らかな舌触り〜。一番は「巨峰ランブルスコ」で、味の強い巨峰に合わせたのは微発泡赤ワイン。旬のフルーツの味わいを引き出すだけでも素晴らしいのに、この味の組み合わせはセンスなのでしょうね。ごちそうさまでした〜。
【ARIETTA del gelato(アリエッタ)】神奈川県秦野市西大竹3-8