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【LUNCH】蕎麦や もりいろ
2021年11月12日
家具の配達の後に店に戻りながら、開店すぐのこちら「蕎麦や もりいろ」でランチをいただくことにしました。
かなり前になりますが十条の「一東庵」のそばに感激し、その兄弟弟子のお店ということきっかけで知ったのですが…なかなか訪れることができずにいた中、念願叶っての訪問にワクワクです。
先代からこの地で蕎麦屋を営んでおり、二代目が継いだ際にお店を改装して店名も新たにスタートをしたのだそう。清々しさの漂う店内に期待が膨らみます。。
まずは一品料理より頼んでみたかった「クレソンのポテトサラダ」は、自家製ベーコンを炒めてクレソン、卵黄、塩、オリーブオイルで和えたもの。ポテトサラダといえばマヨネーズが付きものと思い込んでいましたが、これはコクのある新感覚。家でも試してみよう。。
オーダーしたのは平日のみのランチメニュー「もりいろ」。金継ぎした粉引きの蕎麦猪口が素敵ですね。
まず出てきたのは、小鉢「豆腐の餡掛け」。冷たい絹ごし豆腐にあたたかな餡がかかり、風味や出汁を楽しむほっとする一品です。
お次は天ぷら4種盛り「ホタテ、舞茸、茄子、ししとう」。サクッよりはホフっとした食感で、とろりとした秋茄子に香り高い舞茸と絶品〜。
何より生食用でもお目にかかったことのない程の大粒のホタテ!中心はロゼ色といいますか絶妙の火加減で、藻塩をつけていただくと声が出ないほどの美味しさ。
そしてお待ちかねの2種盛り蕎麦の1枚目は「北海道・鹿追産」、もう1枚ともに新蕎麦なのだそう!
十割蕎麦なのにこの極細さ&キリリとした断面と、まぁ素晴らしい。そして藻塩と山葵をちょっとつけて口に含むと、鼻から香りが抜けてゆきます。するりと繊細な食感、これは好みです!
2枚目は「福井県・大野産」。
こちらは同じ十割でも粗挽き&太めで、食感も固め。そばつゆをつけてズズっとすすると、1枚目よりもザラっとした表面につゆが絡んであぁ美味しい。蕎麦鮮度が命ゆえ、噛みしめながらも急いでいただきます。
最後の甘味は「蕎麦粉のパウンドケーキ」。この薄さが膨れたお腹にもちょうど良く、最後まで楽しくいただくことができました。
次も同じコースを頼みそうですが、「たまご焼き」を追加オーダーしてみたいと思いつつ店を後にしました。